ニューヨークの人種差別から学ぶ日本の現状 ~中韓の反日は差別だ、と我々も認めなければならない~

2020年2月の記事だ。

ニューヨークのファッション工科大学の現代アートファッションデザインコースの生徒達が開催したマンハッタンのイベントでのこと。
コレクションのために、アフリカ系アメリカ人を含むモデルたちは補装具のような人工の耳、唇、もしゃもしゃの眉毛をつけるよう言われた。

スタッフにこのアイテムをつけるのは気持ち悪いと忠告したが、「気持ち悪いのを45秒間だけ感じればいいんですよ」と言われたという。

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これが民主党支持者の集まるニューヨークの思想だよ。

ファッション学校 明らかな人種差別ショー謝罪へ ~ 差別かどうか、とは そして日本は弱者へ~ | yamadatarotobbcのブログ (ameblo.jp)

 

上にリンクを貼っているブログで語っていることを要約し、我々日本人がおかれている状況を考えてみよう。

1.ラッツ&スターの黒塗りと人種差別

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ラッツ&スターの黒塗り カッコイイ

日本のテレビ番組でお笑い芸人がラッツ&スターのような黒ズミを顔に塗って黒人の真似をしたのが問題になっていた。

黒塗りは世界の常識ではやってはいけないのだと叩かれていた。

 

上の今回の問題となった写真とラッツ&スターの写真を見比べてほしい。
これが同レベルで語られる話なのだろうか。

 

差別となるかどうかを判断するのに単純な基準がひとつある。

差別表現などを受ける側が、立場や権力体力の面で社会的にはるかに強いかどうかという判断基準だ。

 

この視点でいえば、ラッツ&スターが差別と言えないのは、直接的な上下関係が日本では存在しないせいだ。

アメリカやヨーロッパでは、黒人は白人の奴隷だったし未だに等しい立場になっていない直接の関係がある。なので、ラッツ&スターは彼の地では差別になる。

 

2.日本と朝鮮との関係

差別表現などを受ける側が、立場や権力体力の面で社会的にはるかに強いかどうかという判断基準を日韓関係に当てはめると、ある恐ろしい事実を目の当たりにすることになる。

日本人は、ここ最近まで韓国が日本に対してどんな事を言っても受け流していた。
どんなにウソに基づく侮辱を韓国が日本に対して行っても、一部反論はするものの、かなり謙虚で基本的に反論していない状態だった。

例えば、長野にある松代象山壕をご存じだろうか。
太平洋戦争終盤、本土決戦を覚悟し、軍部が秘密裏に皇居・大本営をここに移そうと計画していた。
突貫工事で山にトンネルを掘ったのだが、その工事に日本人だけでなく朝鮮人などが使われたという。
(その比率などは明確ではないが、終戦直前の物資不足のなかで食事や給金が出るためかなりの朝鮮人が働いたと言われている。)

ここの入り口には、「日本軍が朝鮮人労働者を強制的に劣悪な環境で働かせ、多くの人が命を落とした」(主旨)と大きな看板がある。
しかし、その下に誰にも見せないようにしてるのではと訝しむ程小さな看板が掲げられている。
それには「その後の調査の結果、強制労働ではなく環境も当時としてはよく、地元の人たちともよくコミニケションがれていた」(要旨)と書かれている。

終戦直前の日本国内で素晴らしい待遇を受けられるはずはない。
その一方で、天皇陛下が住まう所を作る人たちを、アウシュビツのような血みどろの奴隷状態で働かせるはずもない。
仮に、大きな看板の書いてあることが完全に全てであれば、地元の松代市民も朝鮮人が奴隷のように働かされているのを見て見ぬふりする悪いやつになる。

大きな看板を掲げられたのを見て、松代市民は無実の汚名を着せられそうだと思い、事実の調査をしたのだろう。

このウソの看板を掲げている状況を誰もヘイトだとかディスカウントジャパンだとか言わない。
ただ、調査して把握した事実を小さく書いて、謙虚に反論している。

仮に立場が逆だったらヘイトだなんだと大騒ぎだろう。(騒ぐのは半島の民族性もあるが)

この関係は、あくまでも日本が上で韓国が下だから成立していた

日本が強く韓国が弱いから韓国のヘイトは差別にならなかった。

 

3.韓国の日本ヘイトが差別になる日

すでにその日はやってきている。

日本は2018年の暮れに起こったレーダー照射事件以降反論し始めた。
これは、とりもなおさず二国間の上下関係が変わってきたことを示しているのだ。
「差別表現などを受ける側が、立場や権力体力の面で社会的にはるかに強いかどうか」という判断基準にあてはめてみると、すでに韓国の日本バッシングは単なる差別行為になっている

 

4.韓国のほうが日本より強いって?バカなの?

能天気なのか無知なのか、日本は韓国より至る面で優位だと思っている人は多い。
しかし、残念ながら日本の対韓国の優位性はもはやない。

米国 ホームレスの学生数がここ十年以上で最高になる (1) ~ それどころか日本の貧困化が・・・ | yamadatarotobbcのブログ (ameblo.jp)

米国 ホームレスの学生数がここ十年以上で最高になる (2) ~ OECDのデータ分析 | yamadatarotobbcのブログ (ameblo.jp)

上のブログでも書いたが、日本の所得優位性はここ30年で全くなくなった。

 

1990年、日本と韓国の所得は日本が1.75倍あった。
しかし、1997年韓国通貨危機まで、日本と韓国の所得の差は、毎年平均6.5%縮んでいる。

1997年では1.4倍の差となった。

それなのに、日本は韓国経済を支え続けた。韓国が破綻すれば日本に影響があるためともいわれるが、他国を支援する余裕はもうなかったのは当時も明らかなはずだった。

IMFを経由した支援により韓国経済は生き返り、1999年からまた二国間の所得差は縮んでゆく。

2005年には差が20%を切った。そして、2016年には10%を切り、2018年は2.8%の違い(日本40,573ドル・韓国39,472ドル)しかない。全く同じレベルになってしまったのだ。

 

もはや、韓国の日本ヘイト日本ディスカウントは、日本より力を持った上からの圧力で、単なる差別ヘイトになっている

 

5.BBCでもすでに…

朝鮮人BBCに入り込み、そして洗脳しイギリスの反日意識を利用する。彼らには能力と体力がある。

日本は残念ながら、その力はない。そして、朝日新聞NHKをはじめとする主要メディア自体含め、多くの日本人は立場が変わったことを自覚していない。

そして、韓国の日本ディスカウントに反論すると、朝日新聞NHKをはじめとする主要メディアは相変わらず反論する自国を叩く。

 

過去の歴史を振り返れば、強い国が言う事は、結局史実になっていく。
今まで韓国のウソは単なる嘘ですんだが、意味合いが変わり、史実になる力があることに気づかなければならない。

 

同じ理屈が中国共産党と我々日本との間で成立する。

 

6.ニューヨーク人種差別からも学べる我々の立場とこれから

差別表現などを受ける側が、立場や権力体力の面で社会的にはるかに強いかどうかという「判断基準」は明確だ。

しかし、自分が強いと思っていたら勘違いで、弱者だと思っていた相手が実は強者で、その相手のいいようにされてしまうリスク、があることをいつも肝に銘じなければならない。

我が国日本は既にリスクが顕在化してしまった。もう、残念ながら我々は弱者になっていることを認め、次の一歩を踏み出さなければならない。

BBCの記事について書く ~ BBCとは何かを改めて検証する ~

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アメブロBBC(特に東京支局の記者が書く)記事の妥当性につてコメントしている。
ここでは、そのBBCの記事及び私のコメントを一年後改めて検証してみる。

1. BBCの記事についてblogで取り上げることにした当初の理由

2019年2月9日に私が書いた記事を引用しよう。

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BBCの記事について書く | yamadatarotobbcのブログ (ameblo.jp)

 

皆さんは、BBCという放送局をご存じだろうか。

https://www.bbc.com/news

 

BBCとは、British Broadcasting Corporation(英国放送協会)の略称で、イギリスの文化や価値観に基づいて世界各国に40以上の言語でニュースなどを伝えている。イギリス国内の受信料と広告料等で運営費を賄っている公共放送局である。
彼らは、自身のホームページで
 BBCは世界をリードする公共放送局(*1)とうたい
「Mission, values and public purposes」において
 自身の役割の一つを、正確・公正・公平なイギリスの価値観に基づいて世界中の視聴者に質の高いニュースを提供する事としている。(*2)
また、BBCの価値は、我々は干渉を受けず公正で正直であるという信頼が基礎にあるという。(*3)
 
英国自体が反日的であるのはわかっている。
その為か、中韓の主張が前提に横たわっている記事が多かった。
ここ最近、特にレーダー問題あたりからその程度は酷くなる一方に感じている。
 
上記のBBC会社方針に抵触する記事内容が散見されていたので、何度か直接BBCのクレーム受付にメールしたこともある。
それでも最近の日韓緊張のなか韓国側に偏重した記事が増えている。これを世界中の人がBBCの信頼おける情報として吸収してしまうと、ウソが次第に既成事実化するおそれがある。
 
BBCのサイトに日本語版もあるが、一生懸命意訳している。意訳しすぎで、原文から受ける印象と逆になっているケースも少なくない。原文にウソが書いてあってもその側面をうまく捨象していることもある。
原文に日本ディスカウント・ヘイトが書いてあり世界中の読者は「日本って、そんなひどい国なんだ~」と思っているのに、日本語サイトだけ見てる人は、それを知らない。
 
そして、BBCは素晴らしい情報提供サイトだと日本人の脳にインプリンティングされて、世界の認識とギャップがありながらその媒体物(BBC)は正しい情報源と日本人からみなされる。
これは、世界が認識する日本(BBCが英語で世界に発信する日本)が正しいと日本自体が認めることに他ならない。ありえないウソのネタをもとにした日本ヘイト記事ですら、認めることになる。
 
そこで、BBC Newsサイトの気になる記事をピックアップし、できる限り原文に忠実な日本語訳を試みる。(*4)
 
何が問題かをここに共有したい。
 

ツイッターで書いていたけど、ブログにも今更ながら挑戦してみようと思った次第です。。。(ほんと今更だけど)

 
(*1)The BBC is the world’s leading public service broadcaster
(*2)The BBC should provide high-quality news coverage to international audiences, firmly based on British values of accuracy, impartiality, and fairness.
(*3)Our values are : Trust is the foundation of the BBC. We’re independent, impartial and honest
(*4)案外、これは難しい。英文でニュアンスを把握しても、その文の並び順で日本語を構成すると破綻することが多い。。。と下手な日本語翻訳のイイワケを先にしておこう。
 
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2.一年後どうか?
 
BBCはリストラで編集者を数百人単位で解雇するなど経営改革を進めている。
一方、極東支局のクズ記者に大きな変わりはない。変革すべきところを見誤っている。
 
しかし、そんな状況にも関わらず、イギリス国自体の状況がBBC東京支局の好き勝手な反日活動を許さなくなった。
 
イギリスのブリクジット(EUからの離脱)やWCV(武漢肺炎)により経済状況は厳くなり、中国は香港問題でイギリスのメンツを潰した。
 
そのため、反中親日にかじを切りはじめている。
それがBBCの記事内容にも反映されている。大井真理子女史、Rupert Wingfield-Hayesd氏などがどうにかディスカウントジャパン記事を載せようと躍起になっているが、記事の質が悪く失笑される。
 
 
 
3.つまり?
 
私のやることは変わらない。BBCの記事を毎日チェックし、明らかにおかしい記事は指摘する。一方、評価できる記事は素直に評価する。
 
評価できる記事については、ナイキが朝鮮総連とタッグを組んだCMについてがその例だ。ちなみに、この記事は東京支局の記者が書いているのではない。
 
 
正しいことが何かを報道するのは難しいが、ウソやヘイトを意図的に垂れ流すのを許してはならない。
 
ペンは剣よりも強し
 
主要メディアは影響力が強い。文字で人を殺せる。その自覚をもって通信社の社員は自分のすることを考えてもらいたい。